【永遠のゼロ】
2013年 12月 27日
原作も読んでいませんが、今日見てみようかと思った映画がコレしかなかったので、見てみました。
う~~ん、、
VFXというのですか?
戦闘シーンなどは大変よくできていて(というか、戦闘もののゲームのよう)感心しました。
舞台は2004年の出来事でして、2013年だからこの戦闘シーンを作ることができたのかと思うと、今作って正解なのだろうなと思ったりします。
ストーリーは腕利きの零戦乗りで、生き延びることを願っていたのに、特攻で命をおとした祖父を持つ、姉弟の祖父の実像探しの物語です。
原作が大変評判をよんだそうなので、読まれた方も多いのでしょうね。
私はまったく興味がわかず、原作については何も知りませんでした。
風立ちぬ の零戦を設計した堀越さんの物語に続き、今度は戦闘機乗りの物語です。
安倍さんが靖国神社に参拝された折、先の大戦についても、いろいろ思うことも皆さんあるのでしょうね。
というか、2013年ともなると、若い方はそういう戦争があったことすらよく知らないのかもしれません。
欲しがりません勝つまでは
と、精神気合神風で戦った(それだけではないのでしょうが)挙句に国土と国民をめちゃくちゃにした戦争。
今ある人々は、その折の犠牲者の上に生きているということを忘れてはいけない。
と、
映画でも言っていました。
この映画だけを見ると反戦映画だなと思います。
将来有望な若者を集めて、特攻させるだなんて、まともな考え方とは思えません。
そういう指揮をした、まともじゃないトップのせいで、沢山の命が失われたと思っていいのでしょう。
近代戦争なんて計算して戦うもので、弔い合戦だなんて、気持ちで走っていって勝てるわけではないのよね。と、最初の方のラバウルだったかな?主人公も無理だと計算していましたが、合理的精神の持ち主がいたのだと思ったりもしました。
指揮官に理科系はいなかったのかしらね?
文科系では勝てないよなと、思いつつ見た映画ではあります。
戦争なんて負けたら終わりなので、勝てない戦を戦わせるバカがトップだったのが、日本の悲劇だったのかと思いました。
負け戦で優秀な人材がどんどん失われた。
ということは、今生きている人たちは優秀でない人たちの子孫なのよね。
だから、日本がぱっとしないのかもしれませんわ。
映画が終わり、桑田の歌が流れます。
あの、ヘンテコリンな発音の日本語の歌はそぐわないなと思いました。
私はあの発音は嫌いだと、はっきりわかりました。
ということで、全編個人的な感想なので、参考になさらないでくださいね。
見てよかったかどうかは、判断しがたいけれど、感動はしなかった。
ゴリゴリのミリヲタではありますが零式艦上戦闘機には興味が無いので
宮崎さんのアニメ同様、映画館には行かないと思います。
将来テレビで流れたら見るかもしれません。
原作者のベストセラーな別作品も読みましたが、どうやら作者と私の相性は悪いようです。
主題歌に関してもまったく同感です。
映画音楽ってきちんと創れば永遠に残る作品になる可能性があるのに、
変に商業ベース(あわよくばヒット狙い)でタイアップが多いのがとっても嫌です。
桑田さんの歌は何を聞いても同じに聞こえるので好きではありません。
超個人的な感想によるコメントですみません。
>VFX とてもよく出来ていて、一瞬どこでロケしたんだろう?
なんて馬鹿なことを考えたほどです。
でも、逃げ回っていた?主人公なので、戦闘シーンはないのですよね。
上手に飛んでいる場面ばかりなので、Fさんには物足りないと思います。
>桑田 エンディングだけなので、大丈夫ですよ~
でも、エンディングにあれはちょっとな、、、とおもひました。
制作が東宝とアミューズなので、サザンはしょうがないとかで、
事情はよく知らないのですが、しょうがないそうです(笑)
駅ビルの本屋の前を通ると、あの曲が流れてくるので
覚えてしまいそうwww