【腰越から江の島へ】
2005年 09月 29日
ここは日蓮上人ご法難で有名な龍口寺の門前です。カメラを構えた人たちがあちらこちらにちらほら、、、。何をしているのかって?
もっちろん304&354の写真を撮るためです。私も便乗~!
満福寺を後にして、ちょっと海へ出てみました。月曜にやってきた小動(こゆるぎ)の浜辺です。今日はお天気がいいので海がきらきら光っています。ぼんやりと鎌倉の方が見えます。
大量にしらすを買いに来た人がいました。あんなに沢山どうするのかな?
私が住んでいるのは江ノ電の沿線ではありませんので、あまり江ノ電のことに詳しくはありません。子どもの頃は単線だし車両もボロなので、みんなで「ボロ電」と呼んでバカにしていた位です。めったに乗る機会もなく3年か5年に1度乗ればいい方でした。今年の私はちょっと異常。
ドリンクにお詳しいxenicalさまに指摘していただくまで、江ノ電の名前は「江の島鎌倉観光電鉄」だとばかり思い込んでいました。ところが、ナント!1981年に「江の島電鉄」に社名変更されていると教えていただきびつくり。24年間も知らなかったことになります。
ことほどさようにご縁がなかったのであります。
だって、「江ノ電は高い遅い」なんだもの~。
腰越駅と江の島駅の間は路面電車になっています。どんなのが来るかと思ったら、こんなの、、、満福寺を訪ねた後なのでちょうど良いタイミングなのかもしれません。この電車ペイントなのかと思ったらシールのようです。つなぎ目がわかりました。
回りの様子はこんな感じです。
次はこれ。305&355号。
龍口寺の前でお好きな方々と待っていたらやってきたのが、コレ。
私が乗った電車が鎌倉に着いて戻ってきたようです。
後ろの2両は新しい車両なのでしょうね。74年間も使ってもらえるのかな?
来る時に乗った304号が江の島駅で303号とすれ違う場面。
平成3年に改造?改装されていたのですね。冷房をつけたり、色々と手は加わっているようです。74年間同じ車両で動かすのはもちろん無理です。
ああああ。昔乗ったことあります。おしゃれでシブイお菓子屋さんが多かったです。もう大仏最中もなくなってしまったようですが、あれは斬新でしたからね。
スマートで新しいものが好きだったのに、今は正反対。温かみを感じるのは古いものです。そういう年齢になったのでしょうが、古い中によさを見つけられるようにもなったのかもしれませんね。
惜しまれつつ消えてゆくものへの郷愁もまた同じでしょうか。
江ノ電も古い車両がどんどん引退するのか、残り少なくなってきました。新しい全面広告車両やレトロスタイル車両はどこにでもあるので、つまらないです。
大仏グミはありましたが、最中もあるのかしら、、、
古い町には古い電車が似合うようですね。
路上を走るのはほんの1区間だけなのですが、写真を写す人にとっては絶好のシャッターチャンスのようです。とぎれなく一杯人がいました。
新しい物は便利で綺麗でラクチンですが、何となくつまらないな~と感じるようになったのは、贅沢なのかおトシのせいなのか、、、?
江ノ電の路面電車区間はほんのちょっぴりです。それでも不安なのか、その区間だけ車掌さんがもう1人乗って左右を見張っています。自動車とぶつからないようにかなぁ~・・?と考えてしまいます。
日本の街はほとんど路面電車を廃止してしまい、つまらなくなりました。渋滞するから致し方ないのでしょうが、昔が懐かしいです。