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【「天下御免」の平賀源内】

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今年の丑の日は7月23日と8月4日の2回あるそうで、鰻屋さんは2回忙しい~!土用の丑の日にうなぎを結びつけたのはエレキテルの平賀源内だと言われていますが、平賀源内という名を聞いて私が思い出すのは1971年のNHK金曜ドラマ「天下御免」の山口崇!

山口崇さん、今はどうなさっているのでしょうか?(と、ふと思いました)

主な脚本は「花へんろ」の早坂暁だそうですが、最初は「お荷物小荷物」の佐々木守の予定だったそうです。1回目が書けなくて、早坂さんに回ったとか。

そう言われると、何となく佐々木守的内容とも感じられます。

兎に角、35年前の時代劇としては、破格のはちゃめちゃで、毎回笑い転げた覚えがあります。今のとろこいテレビドラマを見るにつけ、昔の方がずっと元気で面白くて楽しかった!(年寄りの愚痴)
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↓のWikipediaにも記載のように、以前NHKアーカイブスで山口崇さんから借りたビデオを放送したことがありました。ぼんやりとしたビデオ画面を見て、ほんの昨日のことのように思えるのに、NHKにビデオテープも残っていないような昔になるのかと唖然とした覚えもあります。

山口崇も若かったけれど、見ていた私はもっと若かった。
はつらつとしていたあの頃の思い出が甦ります。

[追記]
snowy_opalさまのヒントで検索しましたら、山口崇の最近の画像を発見しました。
【「天下御免」の平賀源内】_b0009849_15551430.jpg
何でも長唄三味線の名手でいらっしゃるそうで、名取 杵屋巳楓(きねやみふう)というお名前もお持ちだそうです。

三味線のことは全く知りませんでしたので、びっくりしました。
今年のお誕生日で70歳の古希だそうです。
はぁ~・・・・(ため息)





天下御免(てんかごめん)は、NHKで1971年(昭和46年)10月8日から1972年(昭和47年)10月6日まで、金曜日の午後8時より放映された風刺時代劇作品である。

制作は小川淳一、脚本は早坂暁(挿入歌作詞も担当)ほか。音楽は山本直純。タイトルバックのイラストは黒鉄ヒロシ。ナレーションは水前寺清子(最終46作には水前寺清太夫としても出演)。早坂曉の作・演出による松竹製作の舞台版(1989年8月3日 - 26日)もある。

享保年間・田沼意次時代が舞台。平賀源内を主人公に、江戸時代のごみ問題や鉛公害問題を風刺。美濃部亮吉・東京都知事もゲスト出演したことがある。視聴率平均が約30パーセントと人気を博し、政治的圧力にも屈せず1年間(全46話)の放映を達成。

当時はビデオテープが高価だったためNHKには保存されていなかったが、主演の山口崇が個人で(ビデオカメラでテレビ画面を撮影する形で)録画した第1回と最終回が現存し、NHKアーカイブスの番組公開ライブラリーにて公開されている。ただし最終回については最後の10分間が欠落している。

本作の終了直前には、裏番組の太陽にほえろ(日本テレビ)が製作中止を検討したと言うエピソードもある。


主なキャスト
平賀源内:山口崇
小野右京之介:林隆三
稲葉小僧:秋野太作(津坂匡章)
紅:中野良子
八萬:山田隆夫
杉田玄白:坂本九
田沼意次:仲谷昇
半六:谷啓
北々斎:三遊亭圓生
桜:津山登志子
レンゲ:太地喜和子
平賀茂左衛門:ハナ肇
真田老人:伴淳三郎
Tracked from play of colour at 2006-07-10 15:04
タイトル : 源内のキャッチ
土用の丑の日には鰻を食わねばならぬ。 それが、平賀源内のキャッチコピーで、今にいたるも、日本中が土用に鰻を食べるようになった発端であるという話は聞いたことがある。 どんなキャッチだったのかなー、すごいんだろうなー、インパクトあったんだろうなー って、素直なオパールさんはそう思うワケ。 で、そのキャッチ。           「本日丑の日」 だそうで(--)。 そういえば、今日も新聞に宣伝びらが入ってたでしょ? あれはね、越後屋の三井高利が考案したものなん...... more
Commented by hirorin330 at 2006-07-10 13:52
子供でしたが、よぉく覚えていますとも。
NHK離れしたコミカルな時代劇で、テーマ音楽もメロディーに三味線か大正琴のような弦楽器を使っていたのが印象的でした。
嗚呼、少年時代。
Commented by snowy_opal at 2006-07-10 14:47
覚えてないです~。それは歳をサバ読んでいるわけではなく、単に見ていなかったとオモワレマス。大岡越前の徳川将軍は覚えているんですけどねー。しかし、若いわ。この写真。やっぱかっこいいかも。

山口崇って、三味線の名手だったんじゃないですか?もしかして、自分で演奏してたとか?

そういえば、津坂匡章って、タイチキワコと結婚しなかったでしたっけ?キャスト見ると、共演してますねぇ。これで。
Commented by emicoucou at 2006-07-10 17:37 x
や・・・山口崇・・・さん。お若い頃も素敵ですが、70歳でも素敵ですね。生涯現役なのですね・・・(感心)
クイズ番組の記憶もあるのですが・・・タイムショックの司会をされた時代なんてありましたでしょうか(笑)
Commented by genova1991 at 2006-07-10 21:10
☆hirorin330さま
>少年時代  私だって少女時代というには、少々辛いものがありますが、それに近い年頃でしたよ~。
風刺が効いた辛口の時代劇で面白かったですね。
Commented by genova1991 at 2006-07-10 21:14
☆snowy_opalさま
小さなお嬢様にはご両親が見せてくれなかったのでしょうね。大岡越前とはチト毛色が違いますもの。
この写真は計算すると、ちょうど今のお年の半分位になるのですね。若いですね!二人とも。
三味線のことは全く存じませんでした。物知りのopalさまのお陰で最近の写真をゲットできました。有難うございます。<(_ _)>
津坂(秋野)&タイチキワコは結婚したけれどすぐに離れちゃったそうですね。つかのまのカップルだったとか。私は改名を知らなかったので、秋野大作を見てよく似た顔の人だと真面目に思っていました。(--:
Commented by genova1991 at 2006-07-10 21:16
☆emicoucouさま
素敵な方は若くてもお年でもやっぱり素敵ですよねぇ~~~~
三味線姿も渋くてgoodであります!
タイムショックは児玉さんの後でしたか?
懐かしい~~~~
Commented by Marrrsan at 2006-07-10 21:18
私が山口崇で思い出すのは、まず「肝っ玉かあさん」です。もう知っている人も少ない?京塚昌子の息子の役でした。
それから不思議と印象に残っているのがサンスイのカラオケの走りのような装置のついたステレオのCM。「♪ Would you like to sing~?♪」と1フレーズ歌うあのCMがメロディとともに頭にこびりついています。
Commented by genova1991 at 2006-07-10 22:17
☆Marrrsanさま
そうでしたね~!
「肝っ玉かあさん」がありました。お蕎麦屋さんの息子役?
ま~懐かしい。
是非「どっこい抄」で取り上げて下さいな~~

>サンスイ  山口さんは歌も歌うのですか?知りませんでした。
Commented by lanova at 2006-07-11 02:19
これ、まったく見た記憶がないなあと思ったら、裏は「太陽にほえろ」でしたか…そりゃあ絶対に見てないわ。「太陽にほえろ」はどんなことがあっても必ず見ていましたから…
Commented by genova1991 at 2006-07-11 09:11
☆lanovaさま
でも、この番組大人気で「太陽」も負けていたようですよ~。
NHKにしては珍しいヒットだったようです。
Commented by at 2006-09-29 23:15 x
ああ~懐かしいもの見つけ~。
私も大好きでした、これ。
実は登場人物で一番好きだったのは、後半に出てきた田沼意次(仲谷昇)。今思えば、若さ一杯の山口さんより、当時からオヤジ好みだった私。

仲谷さんは、後「カノッサの屈辱」の進行役でカルトな話題を集めましたが、なんだか、後年お笑い路線に変身したレスリー・ニールセンを連想してしまいました。
何の関係が、と言われると、「若いときは渋い2枚目だったのに、ある日突然お笑いに目覚め、その後はもう一直線」かしら。
といっても、最近、仲谷さんがどうしているか知りません。お元気でしょうか。

え、裏番組は「太陽」? 私はテキサスから見はじめて、最初の方は再放送で見た口です。
Commented by genova1991 at 2006-09-30 01:23
☆青さま
当時は大変な人気番組でしたものね。
私は毎週わくわくして見たものです。
>田沼意次  え~と、ちょっとイヤミなおじさん役ではなかったでしょうか?うろ覚えです。
あの頃は山口さんも林さんも元気一杯でしたものね。
>カノッサの屈辱  夜遅くに面白いのをやっていましたよね。これも懐かしい範疇に入りそうです。マツケンさんも目覚めた口でしょうか?あれはダンス?

中谷さんでぐぐってもあまり出てきませんね。元々舞台の人ですしね。どうなさっているのでしょうね~

>裏の太陽  ウチは父が太陽派だったので、私はどういう手段でこの番組を見ていたのか、今思うと謎です。テレビはまだ一家に一台の時代でしたから。。。
Commented by at 2006-09-30 18:02 x
意次さん(源内さんがこう呼んでいたのが印象的でした。年上のエライ人に向かって名前を呼ぶのがとても新鮮に響きました。)の役柄は、当時としては異色のものだったような気がします。
通常なら悪役っぽいキャラクターですが、番組では「自由人源内さんが、権力者の引き立てを必要とするとき、物分りよく一肌脱いでくれる親切な人」だったような印象が残っています。かといって、100パーセント良い人でもなく、結構曲者っぽかった。今流行り(もう過ぎた?)の「ちょい悪」って感じ? これが元々の設定がそうだったのか、それともひとくせもふたくせもある仲谷さんの個性のせいでそうなったのか(私は後者だと思うのですが)、そうしたところが気に入っていたのでした。

前半は長崎編で、杉田玄白(坂本九)とかオランダのカピタン(岡田真澄)が出ていましたよね。で、意次さんの登場は後半の江戸編から。

「太陽」は、やっているらしいのは知っていたのですが、「不良」がキライだったいい子ぶりっ子だった私は、「長髪の若いもんが出ている番組」を見る気がしなかったのでした。(で、後になって再放送を見て、どっぷりハマる…。)
Commented by genova1991 at 2006-09-30 21:52
☆青さま
よく覚えていらっしゃいますね。感心しています。
そう言えば、前半は長崎だったような気がしないでもない、という程度の記憶です。橋の下で寝起きしていたような(江戸編?)覚えもありますが、それじゃまるっきりホームレスですよね。。。
「くれないさん、くれないさん」と中野良子をさかんに呼ぶ声が蘇ります。ぽっちゃりした口元が可愛いお嬢さんでした。
Commented by りろ at 2006-10-19 15:36 x
初めまして。ふと、「天下御免」のテーマソングが脳裏に浮かび、口ずさみながら、「ああ、あのドラマのこと、もう一度調べてみよう」と思って検索したら、こちらのページがヒットしました。計算してみたら、私、当時14歳でした。大好きだったんですよねえ、あの番組。いたずら心と覇気に満ちていて。黒船で奴隷として連れてこられた黒人の脱走者(?)と出会った稲葉小僧が、彼の黒い肌を見て「お、しのびの色だね」なんつってたのが思い出されます。ちょっと反体制的なカラーの作品だったなあ、と思って調べてみたら、やっぱり、政治的圧力があったんですね。
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by genova1991 | 2006-07-10 13:37 | 昭和40年代のTV | Trackback(1) | Comments(15)

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