12月6日(月)【本牧・三渓園】
2004年 12月 06日
昨日の青空の下のオブジェは湘南台文化センターのものです。
目印の地球儀を写さないとまるで何だか見当もつきません。
風もやみ、温度も下がって冬に戻りました。
師走なのに出歩いてばかりの私、いいんでしょうか??
三渓園といえば、シンボルの三重塔です。
今日は張り切ってそばまで上って間近で見ました。エライ・・・
三渓園のホームページです。三渓園は、生糸貿易で財をなした横浜の実業家、原 三渓(本名 富太郎)のもと邸宅です。彼は、ここに京都や鎌倉などから歴史的に価値のある建築物を移築し、明治39年(1906)”三渓園”として一般に公開しました。いってみれば明治時代の明治村(?)みたいなものなのでしょうか?
<外苑>
以前梅見に来た時もそうでしたが、根岸からのバスを間違えて(そのバスが目立つのです・・)またまた南門近くに来てしまいました。地図を見たら南門から正門へ抜けて帰ればいいことがわかり、まっいいか~
今日はどこから攻めようか?と、園内地図を見て、見晴らしのいい所に行って考えようということにしました。
高い所に行くためにはこのような山道のような道を上らねばなりません。
せんだっての大嵐のせいで、すべりやすく、歩きにくい・・・えっちらおっちらゆっくり歩いていきました。
見晴らし台というので、どんな素晴らしい景色が見えるのであろうや?と思いましたら、富士山でした。なるほど。しかし近くの景色がいまいちです。本牧というのは工場地帯なのか、風情のない眺めではあります。タンクの上にそびゆる富士の峰・・・明治時代はさぞや良い眺めだったことでせう。
大風のせいか葉がすっかり落ちてしまった木々も多々見られました。
枝の合間から見える今日の青空なり。おっと、やっと三重塔に到着しました。なんだか深山幽谷を探訪している気分です。
間近で見た京都は燈明寺から移築した三重塔です。
関東地方では最古のもの(1457年建築)だそうです。重要文化財。
ここまでで、出会ったのはご夫婦2組のみ。贅沢な散策です。
また同じような山道を下に降ります。ようやく色づいてきた紅葉があでやかです。
上は横笛庵右は白川郷にあった江戸時代の合掌造りの庄屋の家です。
中を見学することができます。
昨年白川郷に行きましたので、懐かしい~
え~これは旧東慶寺仏殿です。
先日尋ねた北鎌倉のもと縁切り寺・・・まぁ、このような所にご仏殿が・・・
ここまで来ましたら、どこへ行けば良いのかわからなくなりました。
私は基本的には方向音痴で、地図をじっくり眺めてもなかなか思うように進めません。しかし、所詮園内ですから迷子で途方に暮れることもなかろうと、その辺りうろうろしながら進みました。
少し離れますとこんな感じです。
いかにも古そうな建物ではあります。
1634年建築だそうで、17世紀ですか・・・江戸時代も初めの頃ですね・・
途中茶店がありました。
まだ朝も早いので人気がありません。
こちらはさきほどの三重塔と同じ京都の燈明寺の本堂です。室町時代の建物だそうです。もっと古くなりました。
お池に出てきました。大きな池です。鴨が沢山泳いでいます。
この季節どこに行っても水さえあれば、かもかもかも、鴨ばっかり・・・
さざんかが咲いていました。
この季節花はさざんかと水仙ばかり
ところが、
なんだこれ?
どう見てもつつじです。
つ つ じ ・・・・・
今年は本当に気候がヘンですが、つつじも咲いていました。
ここだけでなく、後ほどもう一箇所でも見つけました。
冬咲きつつじ、なんてアリ?
私の好きなキラキラ光る水面。
お決まりの水仙です。
こちらのお庭には梅の木が沢山あります。
梅の花と水仙が一緒に見られるとうれしいのですが、この分ではむずかしいでしょうか・・・
残念。
亡くなった母が茶道の師範で、流派の茶会が毎年三渓園でありました。
子供の私にはさして興味のある場所ではありませんでしたが(笑)
最近家にこもりがちなので、genovaさんの足跡を追って
せめてもの散歩気分です(笑)