【香水・整髪料・にほひ】
2005年 01月 07日
レモンや夏みかんの花の香りが一番好きなので当然なのでしょうか?
レモンの花の強烈な香りはうっとりとして夢の世界に誘われるように思えます。
去年の暖冬のおかげで春にジャスミンが沢山花をつけましたが、この香りは安物のお白粉のようでいまいちです。ハニーサックルの方がずっと好き。
若い頃は人並みに香水やオードトワレにもあれこれ言っていましたが、ここ10年ほどはそれどころではなかったので、忘却の彼方。天然香料でもやはり花の香りが一番無難です。いちどグリーンノートのものを使ったら気持ちが悪くなったことがあり、フローラルノートが私には合っているようです。最近はおこちゃまコーナーにもフレグランスが山のように置いてあるので、へぇ~・・・お化粧品も様々あって、おこちゃまが化粧してどうするんだ!などというのは場違い発言。
初めてパリに行ったときに「パリの地下見学」に行きました。
下水とカタコンブと2種類ありましたが、勿論私は匂いのない「骨」を選びました。
下水なんて思っただけでも耐えられそうにありません。行った人の話しではやはり相当な匂いがするそうで、それでも西洋人はヘーキな顔をしていたが日本人はダメだったと言っていました。日本人は匂いにも弱い繊細な感覚なのね。
「骨」は匂いこそありませんが、コワイ。ご覧になりたければコチラをどうぞ
地下の狭い道の両側にお墓から掘り出した人骨がうず高く積まれて壁のようになっています。時々髑髏がこれみよがしに飾ってあります。警句のような文字も見えます。
暗い・コワイ・不気味・気絶しそうの4拍子。でも、気絶をすると骨にぶつかりそうなほど狭いので気絶も出来ません。ただひたすら気を確かに持って出口まで歩き続けるほか逃げ道がないのです。随分昔のことですが、その日に食べたランチまではっきり覚えています。ダンフェルロシュローという所に地下の入り口があります。向かい側あたりのカフェで食べたステックフリット・・・それまでで一番レアで血がしたたっており、固くて噛むのに難儀しました。血まみれの肉の後の人骨の山昨日のことはすぐに忘れる私ですが、ボケてもきっと忘れない怖い思い出です。まさに「血と骨」でした。??
嗅覚は、原始的な感覚だからでしょうか。
ときとして突然脳ミソに突き刺さるくらいの衝撃を受けることがあります。
数年前、いまは離婚した女房といっしょに映画を見ているとき、反対隣の女性が結婚前つきあっていた女性と同じ香水をつけていたので映画の間ずーっとときになってしょうがありませんでした。
暗い中なのでよけい香りがきわだって、映画どころではありませんでした。
どきどきして懐かしかったです。
ちょっとへんな話でごめんなさい。
私の嗅覚はもっと原始的なのか、まず○か×かの判断が先にたつものですから、なかなかそこまでの香りの記憶が思い当たりません。
はぁ~・・・・(しばし考え中)