【平安神宮の土砂降り】
2005年 06月 04日
「平安神宮ってどうやって行けばいいのかしらん?」
忘れてしまった私。
バスの地図を眺めると岡崎の京都会館で下りれば良いらしい。
京都会館へはよくお芝居を見に行ったので、何度も行っているはずですが、行き方、忘れた。河原町からならともかく、四条烏丸からバスに乗ったことがないので、バス停がどれなのかわかりません。こういったメインストリートのバス停は行き先によって場所が違うので難しいのです。番号をチェックしながら探していたら、次の「高倉」まで行ってしまいました。「四条烏丸」のバス停は一体どれだったのでしょうか?謎。
鳥居だけでなく建物もみな朱色です。
知識ゼロの私ですが、どうして朱色なのでしょうか?
この色は神社特有の色かと思っていたら、清水寺の山門も同じく朱色だったので、何だかわからなくなりました。
さぼっていないで勉強しないと。
巫女さんの緋の袴の色なのでしょうか?
まさかね。
このお社は明治の末に出来たものですから、京都では新参ものです。
でも、有名。
修学旅行のメッカ。
「ただいま見頃」の睡蓮とこうほねは「10時から3時まで開いています」との但し書きがついていました。もう3時になります。ああ~・・ダメだ。何しにここまで来たのだろう?私・・・(トホホ)しかしあやめ科の花は咲いているだろうと気を取り直して600円を払って神苑に入場致しました。昨日6月3日だったら無料で入れたのに残念です。でもそういう日は「タダだから」というやじ馬も多いでしょうから却って良かったのかもしれません。
6月はつまらない。見えるのは緑の葉っぱだけという感じです。
どういう理由かは知りませんがチンチン電車がありました。野毛山動物園みたい~・・
なるほど日本最古の電車ということですか・・・
最後まで残っていた北野線が廃止になる前に乗った記憶があります。その頃の線路よりも巾が狭く内側にもう1本レールがありました。今はその広い方のレールの市電もなくなり、廃止してよかったのかどうだか随分時間がたちましたが、疑問です。
だんだん空模様が怪しくなってきました。
暗くて写せません。
手ブレぶれぶれ写真の山となりました。
私も石を渡りたかったのですが、空は暗いしポツポツくるし遠くで雷鳴が響いているのでそれどころではなくなりました。
あせってあせって次を目指します。
雨にもマケズ、花のすぼんだ睡蓮とコウホネの葉が浮かぶ池を写しました。
雨脚が強まり雷鳴もおなかに響くようになった頃、幸いなことに屋根付きの橋に到着しました。イヤもオウもありません。こちらで無理やりの休憩・雨宿りです。傘は持っていましたが、傘でカバー出来るような雨ではありませんでした。大粒のスコールです。することもないので実家に電話をしたら向こうは雨は降っていないとのこと。
平安神宮が山に近いせいなのでしょうか?
災難。
しかし、屋根付きの橋があったのは、幸いでした。
神の助け?
飽きるほど休憩をし、雨もようやく上がったので外に出ました。
蛙の鳴き声がゲコゲコと騒がしい。
6月は蛙の季節なのですねぇ~・・
大きな声の割には小さな蛙がぴょんと跳ねました。
(ウシガエルかと思ったほどでしたが、フツーの蛙でした。)
先ほどまで避難していた池の上の屋根のある橋です。
平安神宮の池の写真ではおなじみのものですが、雨に濡れて屋根が黒く見えます。
雨上がりの平安神宮をあとにしました。