【国立新美術館「リヒテンシュタイン展」に行って来ました】
2012年 10月 15日
サイトです: リヒテンシュタイン華麗なる侯爵家の秘宝
月曜日は主な美術館博物館植物園はお休みなのですが、ココ乃木坂の国立新美術館だけは開館しています。ということで、乃木坂へGO!!
昼食後に行ったので、着いたのは3時前だったと思います。
月曜に入れる美術館ですし、混んでいるかと思いきや、
余裕綽々でした。
おっかなびっくりだったので、ほっとしました。
月曜3時混雑ナシ!
今まではミッドタウンから来たので、乃木坂駅直は初めてです。
一番表参道寄りの出口から美術館直通の通路があります。
地上に出ると、券売所があり、そこでチケット購入。
1500円は高いな~
珍しい展覧会だからしょうがないのでしょうね。
秘宝展ですものね^^;
日差しが深く、弱弱しくなり、秋になったなと思いました。
わくわく♪
ということで、ゆっくりじっくり眺めることが出来ました。
リヒテンシュタイン家の宝物はウィーンにある夏の宮殿で公開されていたのだそうですが、第2次大戦でナチスがやってくるというので、ファドーツに苦心惨憺して疎開させ、その後未公開のままだったそうです。メトロポリタン美術館に1度だけ貸出されたそうですが、本当に秘蔵の秘宝だったのですね。
近年になって66年振りでようやく公開が再開され、このたび日本にもお目見えです。
話題の天井画があるバロックサロンは、宮殿の中の部屋のような設えで、解説の貼りだしもなくナンバーが打ってあるだけなので、一々出展作品のパンフと見比べて確認しなければなりませんでした。
かなりストレスwww
しかし、お宝だけあって、金ピカのピカピカ度が素晴らしくてびっくりしました。
あんなに綺麗にピカピカ光っている額は見たことがありません。
本体の絵画よりも額に感心してしまいました^^;
やはりバロックサロンの展示は一番印象的です。
タベストリーも巨大ですし、中国と日本の壺?を重ねて金の装飾でつなぎ、そこにニョキニョキと燭台をつけて、ローソクが壺4段重ねの周りをぐるっと囲む様子は心底驚きました。
こんな燭台は初めて見ましたよ~~~
壺重ねのローソク立てだなんて、一体全体誰が考えたのでしょうか?
この当時はありふれた発想だったのでしょうか?
私はこれが一番の驚きでした。
金の装飾のピカピカ加減も半端なくて、ヨーロッパのお金持ちのすることは想像の範疇を超えているなと思いました。
ほかにも所蔵の名画が各種色々飾ってあり、目の保養頭の教養になりました。
これはビーダマイヤーの可愛らしいお花の絵です。
繊細で可愛らしいのが特徴なのかしら?@ビーダマイヤー
日本で公開されるのは珍しいのだそうです。
この絵葉書にある細工だけでなく、ほかにも貴石象嵌はありました。
象嵌細工というと金をはめ込むものはよく見ますし、貝をはめ込む螺鈿もよく目にしますが、貴石(宝石よりも珍しくない石)を使った象嵌もあるのだなと、細かい細工に驚嘆しました。
こういった工芸品もいくつか出品されていて、素晴らしい象牙細工のカップ?もありましたよ。
ヨーロッパにも手先の器用な職人さんがいたのだとおもひました^^;;
この絵はマリーアントワネットのお気に入りの肖像画家 ビジェ=ルブランがリヒテンシュタイン侯爵夫人を女神にたとえて描いた作品だそうです。ビジェ=ルブランの描いたマリーアントワネットの肖像画は先日行ったそごう美術館の「マリー・アントワネット展」にも数点出展されていました。
そういえば、別人作ですが、マリア・テレジアの肖像画もあったな~
リヒテンシュタイン家は元々ハプスブルグ家の寵臣出身だそうで、マリア・テレジアを女帝にするために功績があったそうです。
ルーベンスの絵も沢山ありましたが、ルーベンスは工房作品なので、大きな絵を見ても、これ1枚を1週間で仕上げたのかしら?などと、余計なことばかり思っていました。
大きな絵といったら「ルーベンス」!!^^;
今回は絵画も勿論ですが工芸作品が麗しくて楽しく見学しました。
ミッドタウンに寄ろうかな?と、ちらっと思ったのですが、お腹が一杯過ぎて行く気力がなく(爆)そのまま元来た道を乃木坂の駅に戻りました。
乃木坂駅に戻る途中の秋の空。
日の入りがすっかり早くなり、小田急に乗っている間に日没となりました。
太陽が沈む様子を見ながらの帰宅です。
この可愛いル-ベンス最愛の娘クララを宣伝広告で良く見られたことがおありでしょう。 東京 高知の会場を経て今、京都市美術館で「リヒテンシュタイン ~華麗なる侯爵家の秘宝」展が行われいます。 東京会場のおり行きたいと思っていましたがどうしても行くことが出来ず、京都会場を楽しみにしていました。 それもなかなか予定がたたず半ばあきらめておりましたが やっと強引に(笑)京都へ行ってきました。 桜の時期ならなおさら良かったかも知れませんが 今の新緑の京都もまたいいものです。 京都駅では多くの修学旅行...... more
すごい!!
人物がイキイキしてますね。
お花もかわいいーヾ(〃^∇^)ノ
日中は夏みたいだけど、朝晩は冬みたいでわけわかんないー!!と思いつつ、空はしっかり秋ですね。
普通休館日で中では 悪戦苦闘
波乱万丈 ((๑´><`๑));の曜日ですが、、w
貴石象嵌って すごい!
バロック音楽は有名だけど
美術もにゃるほどぉ~
月曜日って 休館って イメージもありますもの。
空いてて ラッキーでしたね。じっくり ゆっくり
観賞できますものね。
うっとりするほど 優雅な作品が 並んでいますね。
動画を拝見しましたが 天井画は すごい!
素晴らしいです。
侯爵家のコレクションですが、秘蔵の品々を見せていただき
行ってきて良かったです。
ビーダーマイヤーの絵も可愛らしくて印象的でした。
家具で名前を聞いたことはありますが、
絵を見るのは初めてでしたよ^^
月曜日は公立のものは図書館も植物園も上野も
お休みですよね^^
ココと近所のサントリー美術館だけ火曜定休なので、
穴場であります。
貴石象嵌というのは、石の色が様々なので
美しくてびっくりしました。まだまだ知らない工芸作品が
どっさりあるものだとおもひました!!
貴族の館再現で、素晴らしかったです。
金ピカのピカピカ度も他になく光っているように
思いました。
金閣寺のようなピカピカでしたwww
天井画はあまり見ていると首がおかしくなるのが
ちょっと困りましたwww