【絵の美しいアニメ「思い出のマーニー」】
2014年 07月 30日
今日は超高速を見る予定でしたが、所用が早く終わりすぎて、待ち時間膨大!!
ということで、もっと早くに始まるマーニーに急遽変更しました。
水曜日のレディースデーなので、かなりの混雑です。
もちろんエグゼクティブシートは売り切れでした。
やはり、ジブリ物は人気があるのですね。
でも、アニメだからと幼児を連れてきたお母さん、、
お子さんにわかったのだろうかと、疑問が残りました。
公式サイトです:思い出のマーニー
絵はそれはもう美しくてうっとり。
最近のCGアニメに慣れていると、ほっとする絵が続きます。
舞台が北海道なので、せんだって行った大沼を勝手にイメージして見てしまいました。
背景の山もそっくりに思えます。
ストーリーは難しいというか、わかりにくいというか、最後まで全体像がつかめず、もやもやしながら見ました。だからお子さんだともっとわからないのではないかな?と思うのです。
ちゃんと原作のあるイギリスの児童文学だそうで、だから主人公?が金髪なんだろうか?と、むにゃむにゃ。
だって、両親とも普通の日本人みたいなのに、どうして娘が金髪なんでしょうね?
目はブルーアイ。
ブルーアイに秘密がありました。
ネタバレになるから書きませんが、最後に、なるほどそういうことなのねと納得しました。
でも、どうして金髪青目なのかは、ワカリマセン!!
もっとも、ストーリーは金髪青目などという些細なことには全く関係なく進行します。
ファンタジーなのかメルヘンなのか、妄想なのか、夢なのか、なんだかわからないけれど、
メインテーマは疎外感を持ち、周りとうまく付き合えない12歳の少女の行動です。
溶け込めない少女なんていうと、佐世保の高校生を思い出しますが、あんなに怖くはありません。
お父さんを金属バットで殴りつけて頭蓋骨陥没だなんて、怖ろしくて怖ろしくて、
現実の方が映画よりもずっとホラーです。
そんなホラーな場面は一切ないので(当たり前)安心して見られますが、少女の行き詰まりの理由がちょっと無理くりというか、こじつけっぽいのが気になりました。
湿地の館だったか、湿地のおうち。
この物語の舞台です。
落ち込んで行き場を失いかけた少女を周りの人たち(現存も夢も)が支えて助けていくという、ジブリならではの救いのあるストーリーとなっていました。
映画を見て落ち込むのはつらいから、救いがあって本当に良かったと思いました。
主人公の12歳はサツキに見えますし、後から仲良くなる少女はメイでした。
そういう所からは離れられないのだな~とおもひますた^^;
レディースデーに見る映画だったら良いのではないかと思います。
CGアニメと違い、絵がとても綺麗でほっとしました。
美しいので、ストーリーはともかく眼福アニメでございます^^