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【映画「ジャージー・ボーイズ」】

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私の都合と上映時間が合わないのですが、無理して見てきました。
とても良かったです。
ミュージカル映画ではありませんよ。
だってダンスはフィナーレ?にしか出てきませんから。
普通の音楽映画です。ミュージカルが苦手でも問題なし!!

84歳のクリント・イーストウッド監督が80歳のフランキー・ヴァリーの映画を作る。
同時代人へのオマージュなんでしょうか?

もともとは2005年に作られ、トニー賞も受賞した、ブロードウェイミュージカルなのだそうです。
主人公のフランキー・ヴァリー役も舞台と同じ俳優さんが演じているとか。
あの声で歌える人はそうはいないから当然なのかもしれませんね。

公式HPです: ジャージー・ボーイズ

ジャージー・ボーイズの意味はニューヨーク州のお隣ニュー・ジャージー州の下町に生まれ育った4人のことを表しています。アイルランド系やイタリア移民の多い町だそうです。
リード・ヴォーカルのフランキー・ヴァリーというのも芸名で、本名はフランチェスコ・スティーブン・カステルチオ 。ファルセットの面白い声の歌手です^^;
もろイタリア系の名前です。だからシンガーの星は勿論フランク・シナトラです。




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一番右端が主人公?のフランキー役。小柄なイタリア系を演じています。
裏声も出て素晴らしいです。
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閉塞感が充満した毎日から脱出するには、①軍隊に入る②マフィアに入る③有名になる
①と②は危険なので、③が望ましいけれど、とりあえずは②&③な毎日を送っていました。

チンピラ兼シンガー そんな感じで、ムショに行ったり来たりをするメンバーもいたのです。

マフィアの親分みたいなのに、世話になったりもします。
音楽界の裏側なんて、どこも似たり寄ったりなのだろうと思います。

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作曲の出来るメンバーが加わり、表舞台にのし上がるわけですが、グループですし、チンピラ上がりだったりもするから、色々あります。しょうがないわよね。

そうそう、その作曲をするメンバーというのが、タモリ倶楽部のオープニング曲のこれ!!を作った人だそうで、



びっくらしますた^^;

その後、名作シェリーが誕生して、人気グループにのし上がります。

シナトラにも負けない人気者になっていくのです。

でも、グループのトップ?トミーが莫大な借金を背負っていることが判明し、マフィアのジップに相談しますが、結局フランキーが借金は全部返済すると主張して、それからは借金返しのためのどさ周り。ツアーに出ていることが多く家も不在がちなので、フランキーの妻は酒浸りの毎日。
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娘は家出をしたりとお騒がせの挙句に、ドラッグで急死

成功もするけれど、不幸も襲ってくるという、ストーリーでした。
まあね。よくある物語なのでしょう。
最後はロックの殿堂入りに際して、昔のグループが再結成され舞台にたつ場面でめでたしめでたしとなりました。

なかなかよく出来た音楽映画です。
フィナーレが舞台のように、出演者総出で歌ってり、踊ったりするのが楽しかった!!

4人の仲間がひとりずつ語り手となって物語りが進みますが、どうしてもフランキーが主人公な上に、イーストウッド監督に依頼されて、フランキー・ヴァリーその人が撮影に付き添ったりしていますから、フランキーの印象がいいように作られていました。
いい人はフランキー
悪者はトミー
そんな感じ?ちょっと出来過ぎ、、w

私はフォーシーズンズの名前も知らなければ、フランキー・ヴァリーの名前も勿論知りませんでした。ただ代表作の「シェリー」は小学生の頃に流行ったからメロディーだけは知っています。

日本に来たことはあるのかしら?と疑問に思ったのですが、何と今年初めて来日してステージに立ったそうです。79歳で^^;本当は去年来るはずが、この映画の撮影に立ち会うことになり、延期されたとか。79歳で初来日というのは、やはり日本ではさほど知名度がなかったのだろうなと、勝手に納得しました。

九重祐三子のユーチューブを貼るとイケナイようなので、
本物のフランキー・ヴァリーとフォーシーズンズのSherryを貼ってしまおう(爆)






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by genova1991 | 2014-09-30 21:55 | ・映画 | Trackback | Comments(0)

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