【「エール!」la famille Belier】

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公式サイトです: エール!

心温まるヒューマン音楽ドラマで最後は泣いてしまいました。
先日の難しい「アクトレス」よりも、ずっとわかりやすくて私向きでした。




聴覚障碍者の家族の中で唯一耳が聞こえしゃべれる主人公が、ラジオフランスのオーディションを受けて音楽の勉強を目指すというストーリーです。
全編に流れるシャンソンは30年ほど前に人気があった(今も?)ミシェル・サルドゥの歌ばかり。当時をよくご存知の方には、耳に聞こえる数々の歌が懐かしいと思えるのか、ちょっと違うよと聞こえるのか、全然知らない歌手なので個人的な感想はありませんが、沢田研二がいくつかカバーしていると知り、へぇ~~!!と、驚くばかりです。だから何となく聞き覚えのあるメロディーなのかもしれません。



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主役の高校生はフランスのテレビのオーディション番組?で頭角を現し、この映画の主人公に抜擢されたそうです。そのこと自体がシンデレラストーリーなのかしら?早速セザール賞の新人賞を受賞したそうです。

舞台はフランスの田舎で、良心は農場を経営し、牛を育て、乳を搾り、その乳からチーズを作って週末の村のマルシェで販売しています。お客さんの相手が出来るのは、ポーラ(主人公)だけなので、大活躍。

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音のない世界ってどんな様子なのか?
静寂に包まれた毎日なのでしょうが、なかなかピンと来ません。
映画では、例えば、
お母さんがキッチンで食事の支度をします。
ガラガラガッチャ~~ン!!
鍋や食器がぶつかる騒音が盛大にしますが、お母さんは聞こえないので平気です。
ポーラだけ顔をしかめます。
なるほど。

合唱クラスの発表会の折、観客は美しい歌声に耳を傾けで感心しますが、お母さんもお父さんも何もわかりません。いつもと同じ静かな世界です。あの歌声が聞こえないのは、なんと不幸せなことだろう!!と、思います。

やはりハンディキャップがあるのは、不便だし、小さな幸せを逃しているようにも思えます。

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そういう音の存在が無視された世界で育ったポーラですが、恰好いい男の子がコーラスのクラスを受けるというので、思わず一緒に入ってしまいます。そこで自分の歌、声の才能に気が付くのでした。田舎に逼塞している音楽教師は、彼女の才能に驚愕し、是非パリのラジオフランスのオーディション(コンクール)を受けるようにと勧めます。

でも、彼女は家族の耳であり、口であるので、パリに行ってしまうのは迷いがあります。
最初は内緒にして歌の勉強をしていましたが、家族にオーディションを受けようとしていることがバレて大反対を受けます。

私たちは家族でしょう!
家族を置いて行ってしまうの?

お母さんの悲鳴に近い言葉に、決心がゆらぐのですが、
コーラスの発表会の観客の感動の様子を見て、両親もオーディションを受けるように勧めるのでした。

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明け方家を出発して、パリへと向かいます。
そして、オーディション会場で、今はもう忘れられたミシェル・サルドゥの歌を手話つきで歌い、見学していた家族も感動するのでした。

ここでストーリーは終わりますが、その後家を離れるシーンがあるので、オーディションに合格したのでしょう。残った家族もポーラに頼らずに生活する決意で応援していきます。最後の最後の別れの場面の抱擁シーンが、たとえ離れていても家族なんだよ!という気持ちがあふれていて感動しました。

小さな挿話が沢山はさまれていて、あからさまなフランス人の普通の生活を目にさせられます(笑)
恥ずかしがり屋で控えめな日本人には、ちょっとあからさま過ぎる話もあるのですが、あれがごく普通なんだろうなと、文化?wの違いも感じました。

少し古くなったミシェル・サルドゥのシャンソンも、歌詞はともかく美しいメロディーに酔いました。あからさまといえば、歌の歌詞もあからさまなのよね~
日本の抒情的な歌詞とは偉い違いだなと思いますが、あからさまでよろしいのでしょう。

そうそう、書き忘れましたが、お母さんがとにかく美人!!
主人公はどちらかというと、ぽっちゃり(つまりおデブさん)であか抜けない高校生ですが、
お母さんがとにかく美人なので ぼぉ~~っとなりました(大笑)



2年ほど前のオランピアの舞台のユーチューブがあったので、現在のミシェル・サルドゥです。



愛の出帆 という題ですが la maladie d'amour (恋の病)です。
歌詞はまるで変えてあります。
あからさま過ぎるからでしょうw

ほかにも数曲カバーしているようですが、見つからないのでごめんなさい。
布施明もミシェル・サルドゥの歌を歌っているそうです。
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Commented by bibourokutosite at 2015-10-31 21:14
ミシェルと言えばポルナレフしか知らない~と思いながら音を聞いてみたら、この曲は知ってます。
一時フレンチポップスがすごくはやった時代がありましたものね。
映画はDVDになったら借りよう。メモメモ。
Commented by kuukau at 2015-10-31 21:29
あ、この映画予告編でやってて、観たいと思いました。
こちらにも来るか調べてみよう。
「PAN」も観なきゃ、だし忙しいわw
Commented by genova1991 at 2015-11-01 15:17
☆bibouさま
>ミシェルと言えば あと、デルペッシュというのもいましたよ~(^^♪
懐かしい名前です^^;
私もサルドゥという方は知らないのですが、今でもオランピアで歌う位だから
人気はあるのでしょうね~
是非DVDでご覧になって下さい。
音楽映画なので、楽しめます!
Commented by genova1991 at 2015-11-01 15:18
☆空子さま
>予告編 えへへ(^^♪
私も予告編で見て、次はこれ~!と、決めていました。
なかなか良い映画なので、機会がおありでしたら是非、
DVDでも^^;
>PAN 空子さんのお次はピーターパンですか。
私はナポレオン・ソロですわん!!
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by genova1991 | 2015-10-31 19:08 | ・映画 | Trackback | Comments(4)

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