【シューベルトの「ます」】
2016年 03月 29日
サヨリの歌を紹介しましたが、今回は鱒
シューベルトのピアノ五重奏曲が元だそうですが、こちらは歌曲です。
久しぶりで母校に行きコンサートを楽しんだので、在校生の頃の音楽祭が話題にのぼりました。
私の中高は毎年秋に音楽祭があり、3年に1度クラス対抗の合唱コンクールがありました。私たちは中学3年と高校3年がその年に当たりました。他の年は個人のピアノ演奏歌の独唱や、プロを呼んで音楽を楽しむ催しでした。
中学の時の私のクラスが選んだのが女声3部合唱の「ます」
何せ大昔のことなので、歌詞は堀内敬三先生でしたね。
清き流れを光り映えて
鱒は走れり征矢(そや)のごとく
暫したたずみわれ眺めぬ
輝く水に躍る姿 輝く水に躍る姿
岸に覗(うかご)う魚釣人
巧みこらして思案なせど
水の清きに影は著(しる)し
糸を入るれど魚かからず 糸を入るれど魚かからず
心あせりて痴れ者
矢庭に川水をかき濁しつ
竿打ち込めば鱒は釣り上れり
惨しとわれは憤れど 惨しとわれは憤れど
難しい歌詞で、そやのごとく なんて、何だかわからなかったけれど、
何でもいいから(コラ!)歌いました(コラコラ!!)
しかし、歌の評をして下さった中田喜直先生は「編曲が悪い」
う~~む、、そんなこといったって、合唱曲の本から選んだだけなので、編曲といわれても困っちゃうわ(笑)
その時の一等賞は「ずいずいずっころばし」でした。
3年後も中学の一等賞は「ずいずいずっころばし」だったので、コンクール向きの編曲だったのでしょう。やはり編曲が物を言う?www
高校の時は辛口批評の中田先生への仕返し?に中田先生の歌のなかでも、ちょっと変わった曲を選んだのですが、その時の評が「どうしてこれにしたの?」だったな~
曲が悪いとは言えないものね( *´艸`)
懐かしい大昔の思い出でした。
前にも書いたような気がしますが、本人が曖昧な位だから、誰も覚えていないでしょう、、w
私のクラスが中田先生の蛙の歌を歌った時に、この前一緒に行った友人のクラスは
「川」だったそうです。
これかな~?
私は歌っていないので馴染みがなくてよくわかりません。
ピアノ5重奏曲のうちのほんの1部の小節ですね。
全体聴いていて、この部分が出てくるとなにかほっとしますね。
だから、この部分が好まれるんでしょうか・・・
ピアノ五重奏ですと、もっとテンポがゆっくりで
重厚な感じがしますが、歌曲は軽やかですね。
気分が明るくなる感じですものね(*´▽`*)