6月5日(日)曇り後晴れ【哲学の道はさくらんぼ小道】
2005年 06月 06日
さすがにこちらには中学生の姿はありませんでした。
ぶらぶら歩きが出来るほどの時間のゆとりはないとみえます。
桜の並木が続いていますので、春にはさぞや美しい散歩道だったことと思います。
桜や紅葉といった良い季節にはなかなか訪ねることが出来ず、安いけれども花もないし中学生ばっかりの6月はちょっとつまらない。
ところが上を見上げると何やら黒い物がぶらぶらしています。
桜にさくらんぼがなっているようです。
ソメイヨシノは実がつかないと聞きましたから、こちらの桜は何なのでしょう?
地面の上にも落ちた黒い実がつぶれて道を染めています。
「このさくらんぼは食べられるのかしら?」と思いながらきれいなので写真だけ撮りました。
食べられるさくらんぼでしたら、さくらんぼ食べ食べ思索に耽ることが出来るのに・・
甘い考えしか思い浮かばないでしょうか?
おしゃれなたたずまいの喫茶店(?)がありました。「再願」という名前です。「再び願うって何かしら??」と、思ったら・・・
「SAGAN」ですって~・・・なるほど、、
サガンも去年だったでしょうか(?)亡くなりました。
サルトルとかボーヴォワールなんて名前すら忘れてしまいそうです。
ちょっと曲がって法然院を訪ねました。
京都は目に付く所にあるものは「和風」が多いですね。
哲学の道なので、文学的なネーミングをと凝ったのでしょうね。
ここはほとんど歩く人もいなくて静かで良い所でした。