【鎌倉文学館の薔薇2019】
2019年 05月 23日



すっかりご無沙汰してしまった、長谷というのか由比ガ浜の鎌倉文学館です。
ご無沙汰している間に新しいバラが加わっていたので、行ってみて良かったわ。
ピンクのばらは、芝生の隅っこに植えられた「アンジェラ」です。
そもそもどうして重い腰をえいやさっと持ち上げたのかというと、今の企画展が三島の「豊饒の海」だったからです。最初の「春の雪」には、こちらの前田さんの別荘が舞台になっていると云われる場面もあり、有名です。せっかく舞台になっている建物で企画展があるのだから、ついでにバラも見ておこうというのがきっかけでした。でも、嵐の後ということもあり、見ごろはすっかり過ぎていましたね。先週がむばって来れば良かったです。

江ノ電に乗るのも久しぶりで、知らないデザインのラッピング電車がありびっくりしました。紫陽花はまだ、バラは過ぎたといっても観光地なので結構混んでいましたよ。内外の観光客に修学旅行生に小学生と老若男女勢ぞろいでありました。

モニジは新緑を過ぎて深緑に近づいていました。

三島かぁ~~
豊饒の海シリーズを読んだのは、もう何年前になるのやら、春の雪以外はすっかり忘れてしまいました。

いつものトンネル

緑が濃くなり夏が近づいているのを目が留めました。

つつじはすっかり終わってしまい、斜面下のばら園だけのお迎えです。

振り返ると前田侯爵家の別荘があります。去年の秋に本邸を見学した折にココにも来たいと思いつつ果たせないまま初夏となりました。

ばら園の入り口にアーチが出来たのも知りませんでした。お初でございます。