【ダウントン・アビー】1927年のクローリー家を見てきました
2020年 01月 18日
テレビシリーズで有名な「ダウントン・アビー」の映画版を見てきました。
まだ先週始まったばかりなのに、狭いホール(8が最狭で、9がその次)だったためにシニアで混み合っていました。
もそっと広い所で上映していただきたいものです。何だか窮屈だったわ。
そうそう!知らない間にシニア料金が1200円に上がっていて驚きました。慌てて財布からもう100円取り出したわ、、トホホ、、増税の関係ですか?しばらくここで映画を見ていなかったものね、、
私はテレビを見ていないので、一応予習をして、映画の時代までのお話を調べておいたので特に違和感なく見ることが出来ました。
もっともテレビを見ていなくても、ちゃんとわかるように最初に登場人物の説明がコックさんからあるので大丈夫です。
テレビをご覧になった方ですと、字幕版よりも吹き替え版の方がさらに違和感がないという感想が多かったです。
テレビを見ていないので時間帯の都合が良い字幕版にしておきました。
映画の始まる前にこれが流れて、初めての観客でもわかるようになっていました。
大変な数の登場人物なので、軽く頭に入れておいた方が筋を追いやすいかと思います。
何と言っても今回のストーリのメインイベントは国王ご夫妻のおもてなしです。
ジョージ5世とメアリー王妃が伯爵邸に一晩お泊りになるというので、町(村?)中大騒ぎ。伯爵家もテンションが上がります。
そりゃそうよね。
(映画の画像はメアリー王女と国王ご夫妻・メアリー王女はエリザベス2世の伯母様)
王妃のティアラがウラジミールティアラっぽいw
1921年購入だそうなので、時代はあっていますね(笑)
本物ご夫妻のお写真ですが、雰囲気のよく出る俳優さんを選んだようで、メアリー王妃なんてスクリーンで見ると本物のように思えてしまいました。
写真で眺めると違うけれどね。
わくわく
どきどき
その中に色々な細かいエピソードが盛り込まれていて、退屈することなく最後まで見通せましたよ。
楽しかったわ。
元々こういったコスチュームプレイは好きなので、じぃい~~~っと見入ってしまいました。
ドレスも1927年というと昭和の始めで、日本ですとモガモボの時代でしょうか?
そんな風なドレスに見えました(生まれていないので仔細はわからんw)
そうそう、配給が東宝東和で1928年設立なの?映画の舞台の1年後だわとおかしくなりました。
マギースミスが伯爵家のお祖母さま(隣が孫娘)で、この家の重鎮です。
孫娘に期待していますが、孫娘は時代が変化していく中でおうちを維持するのに、少々疲れている。
家を手放して、静かな普通の生活を送りたいとちょっとだけ思っています。
跡取り娘のメアリー以外に妹夫妻や親せきのおばさん?と家には様々な人間がいて、あれやこれやというのはテレビをご覧になった方にはよくご存知のことなので省略しますが(書き始めると終わらないし、、w、、)ごちゃごちゃのファミリーストーリですよね。そこに国王ご夫妻とここんちの近所に住む国王ご夫妻の一人娘のメアリー王女(娘の家を訪ねるのも旅行の目的の1つ)の悩みまで出て来ちゃって、アイルランド問題も出て来ちゃって、ドロボーも出て来ちゃって
ドロボーというと、メアリー王妃は宝石が大好きで、他所の家に行って気に入った宝石などがあると、誉めそやして献上させるという悪い癖?があるので有名でした。それをもじってドロボーが出て来たのだろうかと勘繰ってしまいましたわ。あはは、、
貧富の差の激しい時代、同性愛が罪になった時代も同時にエピソードとして描かれていて、なかなか中味の詰まった映画で面白かったです。
90年ほど前の時代ですが、こういう時代だったのかと思うと、90年前は随分と昔になるのだなとしみじみしてしまいます。
90年後との違いがあまりにもあり過ぎますものね。
長女のメアリーのお付きの女性は100年たってもこの家はここにある!!
と強調しましたが、さてどうなのでしょうね。
イギリス王室もスキャンダルまみれで国民に愛想尽かしをされそうな気配もあり、現実はなかなか難しい。
夢物語は現実逃避が出来てつかのまの安らぎになるものだと思いました。
マギー・スミスはやはりステキなおばあちゃんだなと思いました。
カナダは王族の長期滞在は認められないとのことでしたが、だったら王族離れちゃう!!
という結論になったようです。HRHもつかないただのウィンザー家の家族になるようです。
エリザベス女王も高齢になって頑張っているのに、大事なご家族は足を引っ張ってばかりで大変ですね。