役所広司【Perfect Days】カンヌ映画祭最優秀男優賞受賞
2023年 12月 26日


カンヌ受賞の話題が随分前だったので、このヴィム・ヴェンダースの映画が何だったか忘れたのですが、何だったか忘れても見た方が良さそうなので年末によたよたと出向きました。
ヴィム・ヴェンダースって誰だった?
ベルリン天使の詩 だっけ?
当たり🎯
😅
パリテキサスもそうでしたが、どちらも見ましたが忘れた、、
だって昭和じゃない?

石川さゆりだ❣️
最初誰だっけ?
でしたが、あ!
石川さゆりだと思い出しました。
昭和の上野駅じゃなくて青森駅、、
映画が始まってまず驚いたのが、カセットテープ
まだあるの?
車で聞くのですが、まだ聞ける車があるの?
で、昭和
最初にかけたのが、アニマルズの朝日の当たる家、、
後で石川さゆりも歌います。昭和

三浦友和だ!と、びっくりしたらそうでした。
次の歌がオーティス・レディングのsitting on the dock of the bay
何ちゅう昭和だ、、、
ヴィム・ヴェンダースの懐かしのメロディーなんじゃろか?
以降題名にもなっているパーフェクト デイ などは知りません!キッパリ😛

トイレ掃除の仕事を真面目にこなす主人公ですが、揃いも揃ってお洒落なトイレばかりなので首を傾げたら、渋谷のお洒落なトイレのキャンペーンとかそういうのが最初で、トイレありき、ストーリーはその後という具合だったらしい。これで納得。こんな映画を見た外国人は日本の公衆トイレは皆お洒落で綺麗なのかと誤解するわよね。
びっくりしたのはカセットテープだけでなく、フィルムカメラ‼️
まだフィルムとか売っているの?
懐かしのオリンパスのフィルムカメラを主人公は手にして木漏れ日を撮るのが趣味なのです。
20年前にはまだフィルムもカメラもありましたが、令和の時代にもあるの?
仰天しました😳

この可愛いお嬢さんは主人公の姪ですが、最初「おじさん」と、声がけするのでわかりませんでした。
小父さんなのか、伯父さんなのか叔父さんなのか、、、
正解は伯父さんでした。。
お母さんと喧嘩をして伯父さんの家に家出をして来ますが、妹に直ぐ連絡をしたので迎えに来ます。
久しぶりの妹との再会。
説明は何もありませんが、色々あっただろうことが想像出来、別れの抱擁に涙ぐんでしまいました。
無口な主人公なので見る方も想像力を働かせるしかないのです。
言葉は無くても伝わることはありますものね。
判で押したような変わらない日常生活の中でも、時折何やかやと出来事があり、同じではない日常、そうした日々の流れが愛おしい。変わらないで欲しいと思いつつ時間は過ぎて行く、、
同じ時間なんてないのよね。