【誰が何と言おうと最高に面白かった「アーガイル」】byマシュー・ヴォーン
2024年 03月 14日
同じマシュー・ヴォーン監督のスパイアクションです。
ゴールデンサークルの方は記憶喪失で、印象が残っていないのは残念です🫤
とにかく何が何だかわからないウチに二転三転四転五転して、目まぐるしいのですが、一人でケラケラ笑って楽しい映画でした。
なんかもう誰が味方で誰が敵なんだかしっちゃかめっちゃかで、気が確かなのは猫だけといった按配です。まあねスコ猫ちゃんはリュックサックの中でちんまり収まっているだけの役ではありますが、ずっと場面にはいました。
ストーリーがこんがらがって頭ボォ〜ですが、まず小説家がいて、そのスパイ小説の主人公のアーガイルというのが登場します。これは小説の中の人で、現実世界の小説家の話がメインなのに混じるからややこしい。
その現実の小説家がスパイのあれこれに巻き込まれますが、何故巻き込まれるのか?
実はその小説家は記憶喪失の元エージェントで、実際に自分に起こったことを小説に書いているのですが、本人は記憶喪失なのでそれがわからない。
もう、ホントしっちゃかめっちゃかで、頭の中がぐるぐるしてくる痛快アクションスパイコメディでした。
主人公の小説家兼元スパイがあまり格好良くないのがご愛嬌で、記憶が戻って暴れるようになると、もう、実に楽しい。格好悪いおばさんのスパイアクションが最高でした。
何が良かったって、私の苦手な怖いカーチェイスや暴力シーン(少しはありますが全然怖くないの)がないので目を開けて見られたことです。
ソフトな暴力シーンというか、悪者をバッタバッタとなぎ倒しというのは気持ちが良くて楽しい。カラフルスモークの中をやっつけ回る、原油の流れる中をスケート擬きで滑りながら、悪者をやっつける‼️
21世紀のアクションシーンもこんなだと怖くなくて楽しいだけで凄くよかったです。
ラストが20年前に戻って若いアーガイル登場で終わるのですが、続きがあるのかな?
そうそう配給が東宝東和でした。珍しいかも。
頭が破裂しても笑えてくるほど洒落た映画でしたー♪
残念ながらコリン・ファースは出ていませんが、
目が回りそうにストーリーがぐるぐるするので
超面白かったです❣️