【オッペンハイマーとアンチセミティズム】
2024年 04月 05日

とにかく長くて、モノクロとカラーの映像が混じり合い、過去現在が混ざるというわかりにくい映画で、疲れました。時々眠くなる。
一つ印象に残ったのが、ドイツの核開発が遅れたのはヒトラーのアンティセミティズムのせいで、ユダヤ人学者を排除したからだろう。と、汽車の中でオッピーがいう場面。
たまたまセミティズムって何?
と、調べたばかりだったので記憶に残りました。
オッピーはもちろん名前からしてユダヤ人で、ヒトラーのドイツのやり方を憎んでいたに違いありません。原爆を落としたかったのは日本じゃなくてドイツだったのかもねと思いました。ドイツが先に降伏してしまい機会を失う。
まあね勝手な思い込みです。
semitism のsemは セムハムヤペテ のセム族で、主にアラビア半島に住むユダヤ人などの人種を指すそうです。セムと聞くとセムハムヤペテの一連の名前が浮かびますが、何だったか忘れた😛
ググるとノアの方舟のノアの息子たちの名前で人類の祖先?に当たるとかナントカ。旧約聖書の話。
この歳になると、数学の因数分解同様、名前だけ覚えていて内容がからっきしということばかりです。脳の端っこに記憶が残っているのか、スペイン語のbe動詞の活用なんぞもスラスラ(一部間違えて)出てくる不思議😂
ほぼ呪文w
とにかく何の役にも立たないことは確か。
折角セム族が何だか記憶を新たにしたので、オッピーの名前と一緒に記憶に留めましょう。
登場人物も沢山で、誰が何だかわかるまでが一苦労でした。
アインシュタインだけは一目で判別出来ましたが、マット・デイモンなんて結構重要な役なのに、どこにいたのかさっぱり分からず、終わってから調べて、え、え、え〜
あの人だったのか、、
随分老けたと、びっくりするありさまです。
まあね、原爆を作っちゃって落としたら大変なことになるのがわかっていて、時代に抗えずに、ドッカンしてしまった人の苦悩なんて
知らんがな‼️
というのが感想。
くどくどしく、しょうがなかった。これしか戦争をやめさせる手立てがなかったという言い訳なんでしょうね。
人間は本質的に戦争をするのが好きなのでしょうか?
何の得にもならないのにね。
20世紀末にようやく冷戦が終わり、平和になるのかと思ったら大間違いでした。
反省は役に立たないのでしょうか?
間違いを又繰り返そうとするバカが人間なのでしょうか?
バベルの塔を壊したのが失敗だったのかな、、、
「セキュリティ クリアランス制度」
経済問題なのでちょっと違うのですが、映画の最後にオッピーが拒否されたアクセス権は、こんな感じ?アクセス権がなければ以降の研究は出来ないということらしいです。
オシマイということ。
「座談会」←NHK

「みきてゃの正直な感想」