【20世紀のイギリス映画】眺めのいい部屋
2024年 04月 22日
キリテカナワは、チャールズ王子とダイアナさんの結婚式の時に名前を知りました。
プッチーニの「ジャンニ スキッキ」の中で歌われる「私のお父さん」は、この映画のテーマミュージックとしても有名です。
オープニングがフィレンツェなのでこの歌が選ばれたのでしょう。
そういえば主人公の若いお嬢さんと同じような年頃にフィレンツェを訪れて、丘の上からこの眺めを見たのが昨日のように思われますが、50年近く前の春でした。
マーチャント=アイヴォリーのE.M.フォスター原作の三部作は全部見てハワーズエンドが1番のお気に入りでしたが、すっかり忘れてしまい、モーリスもうろ覚えですが、眺めのいい部屋だけは、若くて美しい頃のヘレナ・ボナムーカーターと共に忘れられない名作です。
20世紀
21世紀 omg
ティム・バートンのせいなんですかね?
こんなになっちゃったのは?🤣
芸者になってどうするんですかね?
かろうじて英国王のスピーチの折のクイーンマザー役は面影があって良かったです。
なぜこの映画を思い出したのかというと、最近のお気に入りのサーチライト ピクチャーズがきっかけです。お気に入りと言っても、探して見つけたのは5本きりですが、どれも un peu de folie ちょいオカシイ人が出てきます。最新の山田太一原作なんてストーリーそのものがfolie エマ・ストーンの18禁作品なんて始めから終わりまでfolie だもんね。
21世紀はちょっとオカシイのがデフォなんだろうか?
そういう時代なんでしょうね。まともな頭をしていると却ってオカシクなるのかもしれないと思いました。基準が変わっちゃったのね。
フォスターの作品は20世紀といっても初期ですから、日本だと明治大正あたりになるのかもしれません。ノスタルジックで物憂い雰囲気が良い時代に思えますが、その時代はその時代で階級格差の問題があり生きづらいことには変わりがなかったようです。
20世紀が懐かしいのは、都合の悪いことは忘れてしまったからかもしれません。
いつも今現在は厳しくて過去は甘いもの