

ジェシカおばさんは元々ミュージカルスターだったようです。踊る大紐育のグラディスさんのように、狂言回しの役ではなく、本当に歌って踊っていました。ただし、大変お若いですが、、、
「へぇ~ジェシカおばさんって、本当は歌って踊れるのね!」
アメリカの女優さんには歌って踊る位は基本の基本なのでしょうね。マリアンヌ・フェイスフルと違って若くてもすぐに判りましたから、見た目の変わらない人生を送られたようです。
しかし、びっくりしました。


色々調べるとこのカーンという作曲家が今のブロードウェイ・ミュージカルのスタイルを作った偉大な作曲家なのだそうです。彼が現れるまでのブロードウェイはウィーンのオペレッタやイギリスの「ギルバート&サリバン」のサヴォイ・オペラが巾をきかせていたそうなのです。そこにアメリカらしいミュージカルを舞台にあげたのがジェローム・カーンだとか。
元祖アメリカン・ミュージカルといったところなのでしょうか?
ジュディ・ガーランドが演じる「マリリン・ミラー」というミュージカル・スターが登場します。マリリン・モンローはこの人のイメージに似ているので「マリリン」と言う名の芸名にしたそうで、ちょっとびっくりしました。
リチャード・ロジャースとのコンビで有名なオスカー・ハマースタインJr.も登場します。カーンの作品にも沢山作詞をしたようで、ぜんぜ~~~ん知りませんでした。
最近見続けている500円DVDはどれも昭和になおすと、20年代の作品ばかりです。日本は焼け野原で大混乱の時に戦火にまみれなかったアメリカではこのような豪華なミュージカルをどんどん作っていたのかと思うと、感慨深いものがありました。
あれから60年もたって世界は変わり、こんな暢気な映画を作っている場合ではないのでしょうが、テンポのゆるい、どうということない映画もなかなか良いものだと思いながら毎日見ています。
アンジェラのミュージカルといえば最近ではディズニーのアニメ版「美女と野獣」でミス・ポッツだったか、やかんの役でテーマ曲の美女と野獣を歌ってますね。
また1945年の「ドリアン・グレイの肖像」で歌手の役をやっていて、そのとき歌ッた歌を「ジェシカおばさん」の中で歌っていたことがありました。
コール・ポーターも小粋ですが、カーンの方が好みです。
いちばん好きなのは「All The Things You Are」ですかね。
あ、「今宵の君は」もいいな、「I'm Old Fashioned」も捨てがたいです。
この映画の表題曲もしみじみと良い曲です。
好き好きばかりですみません。
へぇ~アンジェラはもともとがミュージカルスターなんですね!
どうも、ミス・マープルやジェシカおばさんのイメージしかないので、ピンときませんでした。声が森光子だったし、、、、(???)
この映画の撮影当時のスター勢揃いだったのでしょうね。
若いときもお年を召してもあまり感じが変わらない点は森光子とおんなじですねぇ~~~~~(笑
ひゃ~~~
そうでしたか、、、。。。
私は何も知らなくて(すいません)、曲も本人のことも、有名なミュージカルの題名は聞いたことがあるかも~?程度なので、赤面冷や汗でございます。
コール・ポーターの「夜も昼も」を見直したら楽器屋さんで新譜の弾き売り(?)の場面があるのですが、「サリー」を歌っていました。ポーターの方が少し後になるようですね。どちらの映画も「ルシタニア号」の魚雷で撃沈!というのがポイントになっているので、同時代なのかと思いました。
>Lone Pine ここって、西部劇の聖地(?)でしょうか?枯れ草が舞うシーンがすぐに思い浮かびます。長い間西部劇は見ていませんが、子どもの頃はテレビでよくやっていたから、懐かしいですね。
目下の500円DVDはMGMのセット撮影ばかりなので、少々息が詰まってきた感じもします。外はいいですよね~~~~~☆