【うぐいす鳴く新緑の瑞泉寺・二階堂散歩③】
2007年 06月 11日
今年は成就院は崖の工事でいつものあの見事なあじさいの坂道は見られないそうなのです。
え”~・・・・・・・・・・
がつくり、落胆。
ほかにあじさいの綺麗なお寺はないものかと探しましたら瑞泉寺の名前が上がりました。梅の頃には行ったことがありますが、初夏の瑞泉寺は初めてです。あじさいが沢山あるのでしょうか?久し振りで二階堂散歩とあいなりました。
あじさいも勿論見事で美しかったのですが、それよりも感動したのは、静かだったことです。
どうも観光客は朝早くからここまではやってこないようで、森閑としています。
聞こえてくるのは鳥の鳴き声だけなのです。うぐいすのホーホケキョ・ケキョケキョケキョが一番目立ちますが、そのほかの小鳥のさえずりも色々と聞こえてきます。鳴き声だけで判別ができないのがとても残念です。
それにしても、うぐいすは私が一番上手なの!という具合に大きな声で鳴くのですが、聞いてちょうだいな~♪とでも思っているのでしょうか?
目だちたがりやのうぐいすさん^^
境内に行くためにはこの坂を上がらないとなりません。もちろん軟弱者の私は右側の女坂を上がります。なんださかこんなさか、おんなざかおとこざか。
今朝がた一度上がった雨が9時ごろに又少し降ったせいでしょうか、木々の先端がけぶってみえます。梅雨間近の山の中は少々蒸していました。
この感じはちょっと京都のお寺のようにも思えます。
らくらくで山門に到着しました^^
それにしても、静けさが耳に染み入るようです。鳥の鳴き声に陶酔する私。
何というのでしょう。魂が抜けだしそうな初夏の門前でした。
最後のからすはご愛敬でご勘弁を^^
なかなかこちらの思うようには鳴いてくれませんので、辛いものがあります。
梅の葉が生い茂り欝蒼としている境内です。
紫色のムラサキツユクサと白っぽいムラサキツユクサ?が咲いていました。
これもツユクサの仲間でしょうか?白い小さな花ですが、オシベがふさふさと立派でした。
そういえば、アメリカにはいないのかしら、うぐいす。
まぁ、からすの鳴き声も聞こえませんけどね、ここでは。
>うぐいす へぇ~アメリカでは「ホーホケキョ」は聞こえてこないのでしょうか?あじさい時分になると、うぐいすも上手になって「私上手でしょ?」という具合に自信満々で鳴いていました。
からすがいないのは幸いですね。いないにこしたことはない鳥類であります。この季節のからすは怖いですからね!